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『白馬山荘殺人事件(東野圭吾)』の感想【ネタバレなし】

こんにちは、うさみです。 今回は東野圭吾さんの『白馬山荘殺人事件』を極力ネタバレなしでご紹介します。

密室に暗号・・・古典ミステリがふんだんにつまった1冊です。

内容紹介

「マリア様はいつ帰るのか」そう言い残して自殺した兄の死の真相を探るために、ナオコは白馬のペンション『まざあぐうす』を訪ねた。ペンションに隠された謎を解き明かすうち、新たな事件が起こる・・・! 

 

読んだ感想

密室殺人と暗号という古典的な謎解きがザ・ミステリという感じで面白かったです!東野圭吾さんの初期の頃の作品なので、今の作風とは少し違うのかなと思いますが、至るところにひねりがあって最後まで楽しめましたね。

 

マザー・グースの唄をもとにした暗号が少し複雑で、そこの謎を解きながら読むのは諦めました(笑)

マザー・グースはイギリスの有名な童謡ですが、その内容自体が謎に満ちているのでミステリではよく殺人を予言する小道具などとして使われています。今作ではそのマザー・グースを東野圭吾らしく使用しています。こういう風に使ってきたかーという感じ(>_<)

そして全てが解決したと思わせて最後の最後で新たな謎を出してくる「どんでん返し感」もあり、読み応え抜群の1冊です◎

マザーグースの謎が複雑なので、ミステリ初心者の方が読むと途中で訳が分からなくなってしまうかもしれません(汗)

 

世間の評価

東野ミステリとしては少し魅力に欠けるという辛口評価が目立ちます。かといって全くダメなわけでもなく、星3つ・・・という中途半端な評価が多いですね。

暗号・密室・人里離れたペンションという舞台・探偵役・新たに起きる殺人などミステリ好きにはたまらない要素がたっぷり詰まっているのですが、あまりに盛りだくさん過ぎてちょっと・・・という意見も。 

古典ミステリがつまった作品なので、ミステリファンには「今更こんなトリック・・・」と思われたのかもしれませんね(>_<)

 

こんな人におすすめ

  • 古典ミステリが好き
  • 暗号解読ミステリを読みたい

ミステリ初心者の人でも楽しめる1冊ですが、暗号の謎解きをしようと思うと難しいかも・・・謎解きは登場人物に任せて話の展開を楽しみましょう。

商品情報

文庫本

 

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☆はやみねかおるさんの夢水清志郎シリーズを知っていますか?青い鳥文庫から出ている子供向けミステリなんですが、私は小学校の時にこのシリーズが大好きでよく読んでいました。今回の『白馬山荘殺人事件』を読みながら、なぜかその夢水シリーズを思い出しました。大人になってから読んでいないのでわかりませんが、どことなく似ているのかもしれません。古典ミステリの所とか。

子ども向け小説ですが、大人が読んでも楽しめると思うので、もし良ければ読んでみてください。

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