『ボトルネック(米澤穂信)』の感想・あらすじ【ネタバレなし】

管理人リナ

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こんにちは、リナです!今回は米澤穂信さんの『ボトルネック』を極力ネタバレなしでご紹介します。

作者の米澤穂信さんが大学生生活を送ったという、石川県金沢市を舞台としたパラレルワールドミステリ。

20代前半の悩みの中にいるあなたに読んでほしい!

『ボトルネック』のあらすじ

亡くなった恋人を弔うため、彼女が死んだ東尋坊を訪れた嵯峨野リョウ。

崖から転落してしまった彼が目覚めたのは金沢の街だった。

しかしそこは、自分が存在しない別の世界・・・?!

『ボトルネック』の感想

作者の米澤穂信さんが大学生活を送ったという、石川県金沢市を舞台としたパラレルワールドミステリ。

自分の存在を見出していく作品であり、自分は必要な人間(ボルトネック)なのかを問う作品です。

読み終わったとき、なんとも言えない気持ちになりました。少し考えさせられる作品なので、沈んだ気持ち読むのはおすすめできません。

しかし、若い頃(20代前半)にぜひ読んでほしいと思います。

私も20代でこの作品を読みましたが、その時にしか感じることができない気持ちってありますよね。

自分の存在価値に悩むのは若い頃にありがちな悩みですが、それに悩むことができるのも若いうちだけではないでしょうか。

年代を重ねるとそういった気持ちにもならず、ただ年を重ねる毎日になっていくだけなのだと思います。

管理人リナ

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米澤さん自身も20代に感じた気持ちを残すべく、この作品を描いたとあるインタビューを読んだことがあります。

 

一応ミステリとして謎解き要素も含まれています。ミステリというよりは青春小説の要素が強い作品でしょう。

謎解きは物語のアクセント程度なので、謎解きをしようと思わずに読む方が楽しめると思います。

誰もが思ったもうひとつの世界を、米澤さん流に描いていますが、なかなかの皮肉を込めていると思います。

良い方向へ考えてしまうパラレルワールドについてですが、決して良いものだけではない、ということをこの本から学びました。

自分自身について一度考えたい人におすすめです!

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世間の評価

『暗い青春小説』と評する人が多いですね。

ライトノベルのように感じるので、そこは評価がわかれるところかなと思います。

好き嫌いがあるとは思いますが、決して幸せなハッピーエンドとはいえないので、「後味が悪かった」と思う人もいるようです。

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『ボトルネック』はこんな人におすすめ

  • 青春ミステリーが好き
  • パラレルワールドものが好き
  • 金沢を舞台にした小説が読みたい
  • じっくりと考えたい
  • 20代前半

 

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