『フィッシュストーリー(伊坂幸太郎)』の感想・あらすじ / 伊坂流ほら話が詰まってる

管理人リナ

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こんにちは、リナです!今回は伊坂幸太郎さんの『フィッシュストーリー』を極力ネタバレなしでご紹介します。

ロックな話からヒューマンドラマまで多彩なジャンルの伊坂流‟ほら話”が詰まった短編集。

伊坂ワールドをたっぷり味わってください。

『フィッシュストーリー』のあらすじ

最後のレコーディングにのぞんだ売れないバンド。

「誰かに届けよ!」テープに吹き込んだ願いと言葉は、巡り巡って世界を救う・・・!?
(表題作「フィッシュストーリー」より)

『フィッシュストーリー』の感想

細かいギミックで話が構成される伊坂幸太郎ワールドが4本も詰まっている贅沢な本です。

どれも「ほら話(=フィッシュストーリー)」のような異質なお話になっていて、ギミックをあえて都合の良いストーリーでミステリーっぽい部分もありますが、ヒューマンドラマや童話のような楽しみ方が適切かもしれません。

私が特に印象的だったのが表題にもなっている「フィッシュストーリー」と、締めの作品となっている「ポテチ」です。

「フィッシュストーリー」は売れないロックバンドの最後のレコーディングの間奏中、ボーカルの五郎が曲が売れない悔しさ、世の中の理不尽さに対して愚痴を漏らすように叫びます。

もちろんこんな状態では発売できないために、五郎のセリフの部分は「無音」となり発売されました。

この「無音」から物語が展開していくわけですが、とにかく最後のオチの意外性といったらすごいのなんの、気持ちよくなってしまいます・・・!

まさにこれこそが、フィッシュストーリー。全てを理解したあとにもう一度五郎のセリフに戻ってみると、彼の叫びがまるで神様に届いたかのような、そんなロックなお話です。

一方「ポテチ」は心がほんわか温かくなるヒューマンドラマ。

空き巣で生計を立てる今村が主人公ですが、どうしようもない男だと思っていた彼の知られざる秘密がわかったとき、目頭がぐっと熱くなりました。

管理人リナ

管理人リナ
ロックなハートが燃え上がる熱い物語の「フィッシュストーリー」、心がじんわり温まる話「ポテチ」、もちろんその他の2作品も魅力的でおすすめの一冊です。

 

【映画化情報(2018.7現在情報)

収録されている4編のうち、「フィッシュストーリー」と「ポテチ」は映画化もされています。今なら動画配信サービスU-NEXTで観ることができます!(初回登録は1カ月無料)
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『フィッシュストーリー』はこんな人におすすめ

  • 奇妙なほら話を読みたい人
  • ロックな熱い話に飢えている人
  • 感動したい人
  • 色々な話を読みたい
  • 映画「フィッシュストーリー」「ポテチ」を観た

 

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