『儚い羊たちの祝宴(米澤穂信)』の感想【ネタバレなし】

管理人リナ

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こんにちは、リナです!今回は米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』を極力ネタバレなしでご紹介します。

最後の1行で読む者を戦慄させる、耽美で恐ろしいダークなミステリー短編集です。

『儚い羊たちの祝宴』のあらすじ

読書サークル「バベルの会」に関わる、目的のためなら手段を選ばない少女たち。

次々と起こる凄惨な事件。そして彼女たちの甘美な語り口で明かされる、恐ろしい真実とは…。

『儚い羊たちの祝宴』の感想

夢想家のお嬢様たちが所属する、大学内の読書サークル「バベルの会」。

この『儚い羊たちの祝宴』という小説には、「バベルの会」に関わる少女たちが主役の、5つの物語が収録されています。

語り口は全て少女たちの一人称であり、丁寧かつ優美な敬語口調で、静かに淡々と物語が綴られていきます。その妖艶さと優美さはまるで、読む者を酩酊させる魔力を持っているよう・・・。

読み終わった瞬間、背筋がすっと寒くなるものから、まるで氷のハンマーで殴られたかのような衝撃を受けるものまで、各話の読後の感覚は様々!

しかし、どのエピソードにも共通して言えるのは、結末に至るまでのダークな世界観でしょう。ただのミステリではなく、ホラーを感じさせるダークミステリです。

どのエピソードも、読者を夢中にさせ、飽きさせない魅力を持っていますし、必ず最後の1行で読者に「とどめ」を刺すような工夫がされている点からも、米澤さんの構成力の高さがうかがえる作品ですね。

管理人リナ

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暗い話、恐い話が苦手な人は読まない方がいいかも・・・。

 

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『儚い羊たちの祝宴』への世間の評価

米澤さんらしいダークミステリが好きな人には好評なようですね◎

“最後の1行”が肝となっている作品ですが、「オチが読めるから面白くない」という意見もあるので、好みが反映されるかもしれません。

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『儚い羊たちの祝宴』はこんな人におすすめ

  • ダークミステリが好き
  • サクッと読める短編集が良い
  • 後味の悪い話でも平気
  • 米澤穂信さんのダークな世界観を味わいたい
  • ゾクッとしたい
  • ホラー小説が好き

 

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