管理人kisa
こんにちは、kisaです!今回は東野圭吾さんの『白馬山荘殺人事件』を極力ネタバレなしでご紹介します。
密室に暗号・・・古典ミステリがふんだんにつまった1冊です。
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『白馬山荘殺人事件』のあらすじ
兄の自殺に疑問を持ったナオコは、兄が死んだ白馬のペンションへ―。そして意外な事実が…。暗号と密室トリックの謎に挑む、本格推理の力作。(光文社「白馬山荘殺人事件-東野圭吾/著」より)
『白馬山荘殺人事件』の感想
密室殺人と暗号という古典的な謎解きがザ・ミステリという感じで面白かったです!
東野圭吾さんの初期の頃の作品なので、今の作風とは少し違うのかなと思いますが、至るところにひねりがあって最後まで楽しめましたね。
マザー・グースの唄をもとにした暗号が少し複雑で、そこの謎を解きながら読むのは諦めました(笑)
マザー・グースはイギリスの有名な童謡ですが、その内容自体が謎に満ちているのでミステリではよく殺人を予言する小道具などとして使われています。
今作ではそのマザー・グースを東野圭吾らしく使用しています。こういう風に使ってきたかーという感じです。
そして全てが解決したと思わせて最後の最後で新たな謎を出してくる「どんでん返し感」もあり、読み応え抜群の1冊です◎
マザーグースの謎が複雑なので、ミステリ初心者の方が読むと途中で訳が分からなくなってしまうかもしれません(汗)
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