『キネマの神様(原田マハ)』の感想【ネタバレなし】

管理人リナ

管理人リナ
こんにちは、リナです!今回は原田マハさんの『キネマの神様』を極力ネタバレなしでご紹介します。

映画好きにはたまらない!映画愛と家族愛に溢れた作品です。

あらすじ

歩がある日突然会社を辞めたと同時に、ギャンブルで借金を作っていた父が病に倒れた!

途方に暮れる歩だったが、ひょんなきっかけから映画編集部に採用され、映画好きの父と共にブログを始めることに・・・!?

読んだ感想

映画好きにはたまらない、深い映画愛に溢れた作品です。

序盤はギャンブルと映画だけに明け暮れるダメな父親に、終始イライラしっぱなしだったのですが、その父がきっかけで歩の未来は思いもかけなかった方向へと開いていくのですから、人生分からないなと思います。

元は大手の企業でバリバリの管理職だった歩が、崖っぷちの老舗編集部へと転職して慣れない仕事に必死に取り組む姿は、働くことの厳しさや成長の喜びを感じさせてくれます。

管理人リナ

管理人リナ
そういった面ではお仕事小説としてもすごく優れた魅力がありますね◎

 

しかし読んで一番心に残った部分は、やはり家族の愛、親子の愛についてでした。

ダメダメだった父が映画ブログを通して生き生きと輝き、少しずつ周囲の信頼を勝ち得ていく様子は微笑ましく、歩の気持ちに感情移入していた私はとても胸が熱くなりました。

特に成長するうえで欠かせないライバルや友人の存在は、人生をより豊かにしてくれる、最高の宝物なのだと思います。

人は誰かに必要とされることで潜在的な力を発揮し、生きがいを見出すことができるのだなと登場人物たちの姿を通して実感しました。

“人が成長するのに、遅すぎることなんてない。”そう思わせてくれる映画愛と家族愛に満ちた素敵な作品でした。

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世間の評価

高評価のレビューとしては「温かい気持ちになった」「映画好きにはたまらない」という声が多いですね◎

低評価の意見としては「ありきたり」「素敵な話だけど、ベタすぎて面白くない」といった意見が目立ちます。

原田マハさんらしさが好き嫌いに反映されているのかなと感じました。

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こんな人におすすめ

  • 映画好きな人におすすめ
  • 親子の関係に悩む人におすすめ
  • 爽やかな感動の涙を流したい人におすすめ
  • 前向きな気持ちになりたい
  • 温かい気持ちになりたい

 

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