『眠りの森(東野圭吾)』の感想・あらすじ / 美しさと悲しさを備えたバレエの世界観

管理人リナ

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こんにちは、リナです!今回は東野圭吾さんの『眠りの森』を極力ネタバレなしでご紹介します。

加賀恭一郎シリーズ第2作品目。

1作品目の『卒業』では加賀恭一郎はまだ大学生だったので、ここからついに刑事・加賀恭一郎が始まります。

『眠りの森』のあらすじ

あるバレリーナが正当防衛で男を殺してしまった。

果たしてそれは本当に正当防衛だったのか・・・男とバレエ団の関係を探るうちに明かされていく秘密。

捜査に当たった加賀恭一郎は美しきバレリーナに惹かれていくが、ラストに待っていたのは切なく悲しい事実だった。

『眠りの森』の感想

今回の舞台はバレエ団。バレエという独特な世界や価値観がひとつのカギとなっています。

私は身近にバレエをやっている人がいないのでよくわかりませんが、バレエの世界ってすごく大変そうなイメージがあります。

小さい頃から並々ならぬ努力をして、他の事を犠牲にして、体型を維持して・・・みたいな。

そんな特殊で閉鎖的な世界だからこそ、今回の事件は起こりました。そこにはドロドロした汚い感情だけではなく、バレエに対するひたむきな想いも大きく関わっています。

この小説の不思議な所は、殺人事件が起きる話なのに『美しさ』『悲しさ』の両方が感じられる所です。バレエという世界観がもたらすものなのかもしれませんが、美しくも切なく悲しいミステリといった感じでしょうか。

そして忘れてはいけないのは、加賀恭一郎のロマンスです♪

前作の『卒業』でも加賀恭一郎の恋模様が含まれていましたが、今回は加賀恭一郎が一人のバレリーナに恋をします。

刑事が捜査関係者に恋をするという内容が、この小説をさらに盛り上げていますね。

そしてそれが読み終わった時に切ない余韻を残すのです。このロマンスがなかったら、小説を読み終わった時の余韻がだいぶ違ったんだろうなと思います。

実際にスペシャルドラマとして映像化されていますが、バレエという世界と加賀恭一郎の恋という2つが組み合わさることでエンターテイメント性が高まっている作品です。

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世間の評価

とても評価は高いですね!

『東野圭吾×バレエ』という異色の組み合わせが好評です。

東野圭吾さんは理系の内容をからめてくることが多いので、珍しい作品ですね。

加賀恭一郎のロマンスも比較的好評で、恋の行方が気になるから続編を書いてほしい!なんて声もありました。

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『眠りの森』はこんな人におすすめ

  • 加賀恭一郎シリーズが好き
  • ドラマ「新参者」が好き
  • 切ないミステリが読みたい

 

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