『すきまのおともだちたち(江國香織)』の感想・あらすじ / 心温まるファンタジー

管理人リナ

管理人リナ
こんにちは、リナです!今回は江國香織さんの『すきまのおともだちたち』を極力ネタバレなしでご紹介します。

江國さんのユニークなストーリーと、こみねゆらさんの温かいイラストがあなたを不思議な世界へ連れていってくれるファンタジー小説です。

『すきまのおともだちたち』のあらすじ

旅先で‟すきま”に迷い込んだ私を助けてくれたのは、小さな「女の子」としゃべる「お皿」。

元の世界へ戻れない私と、不思議な魅力に満ちた‟おともだちたち”との間には、いつしか友情が芽生える。

『すきまのおともだちたち』の感想

ひょんなことで主人公の女性が‟すきま”に入り込み、そこで会った「女の子」や「お皿」と仲良くなるファンタジー要素たっぷりの物語。

最初はその設定に戸惑いましたが、次第に主人公と「女の子」の深い友情を感じられて心が温まっていきました。

それに「女の子」と主人公のやりとりや主人公の心情を見ていると、《自分は自分でしかない》ということを思い出せてくれるのです。

自分は何者なのだろうとか、小難しいことは悩む必要がないのだと教えられたような気持ちになりました。

またこのお話の中では「お皿」がただの無機質な物ではなく、とても大切な物として扱われているので、物を大事にしようという考えを持たせてくれます。

管理人リナ

管理人リナ
ついつい自分の身近にある物にも命があるのかな、と見入ってしまったほど(笑)

 

普通なら‟すきま”に「女の子」がいることやそのような場所に入り込む、いわゆるパラレルワールドに入るような経験は絶対にできません。

だからこそ、小説を通じて一風変わった世界に行くことで世界観も広がって楽しいですね。これこそファンタジーの醍醐味!

なんとなくモヤモヤするとか友達と喧嘩をしたとか、大きな悩みはないけれど気分が沈んでいるという時は誰にだってあると思います。

けれどそういう憂鬱な気分の時に、このかわいらしい登場人物達が繰り広げるメルヘンチックな世界に入り浸ると途端に安らぎを感じられるのです。

ストレス社会で生きる私達だからこそ江國香織さんの描いたユニークで、でもどこか現実的なストーリーと、それを彩るこみねゆらさんの温かいイラストが心に染みるのでしょう。

管理人リナ

管理人リナ
文字が大きめで挿絵も入っている本なので、まるで絵本のようですごくサクサク読めちゃいます。

 

『すきまのおともだちたち』はこんな人におすすめ

  • 空想の世界に浸るのが好きな
  • 現実に疲れたから癒しが欲しい
  • 自分について考えたい
  • 不思議な世界を味わいたい

 

小説購入ページへ

文庫本

単行本

あわせて読みたい小説

ほっこり感動ファンタジー『天国の本屋』シリーズ

『天国の本屋』の感想・あらすじ記事へ

いざ、冒険と闘いの世界へ!『スタープレイヤー』

『スタープレイヤー』の感想・あらすじ記事へ

ファンタジー小説好きなあなたへ

ファンタジー小説一覧へ

“あの”ベストセラーも自費出版から生まれた!

ベストセラーにもなった山田悠介さんのデビュー作「リアル鬼ごっこ」が自費出版から生まれたって知っていましたか?!

本を出すのって敷居が高いようだけど、自費出版なら誰でも『自分の本』を出すことができます。

「本を出す」という夢、叶えてみませんか?
↓無料資料請求↓

文芸社「自費出版」資料請求プロモーション

関連記事

『天国の本屋うつしいろのゆめ(松久淳)』の感想・あらすじ【ネタバレなし】

映画原作本『ナミヤ雑貨店の奇蹟(東野圭吾)』の感想 / 手紙が過去と未来をつなぐ...

『天国の本屋 恋火(松久淳)』の感想・あらすじ / ピアノと花火の調和で幸せに

『スタープレイヤー(恒川光太郎)』の感想【ネタバレなし】

『光の帝国~常野物語~(恩田陸)』の感想 / 淡く儚い不思議な世界観へようこそ

ツナグ 感想

『ツナグ(辻村深月)』の感想・あらすじ / 生と死について考えさせられる