管理人kisa
こんにちは、kisaです!今回は赤川次郎さんの『招待状~赤川次郎ショートショート王国~』を極力ネタバレなしでご紹介します。
赤川次郎ワールドが詰まった超短編集。まだ赤川次郎の小説を読んだことのないあなたに!
『招待状』のあらすじ
ファンクラブ会誌「三毛猫ホームズの事件簿」で、毎号書き下ろされているショートショート。「封印された贈り物」「幽霊の忘れ物」「シンデレラの誤算」「テレビの中の恋人」など。会員から募集したタイトルを元に、創作された二十七の物語。ミステリーはもちろん、サスペンス、ファンタジー、ラブストーリー……。赤川ワールドの魅力が、ぎゅぎゅっと詰まった一冊。(光文社「招待状-赤川次郎/著」より)
『招待状』の感想
ただただ、短い!(笑)
27の短編集からなる1冊ですが、1篇がすごく短くて3分くらいで読めてしまう話ばかりです。
話がさっさと展開して、オチがあっという間にきてしまうので「えっ、もう終わり?!」と感じます。
ジャンルはミステリやラブストーリーなど様々ですが、どの話も赤川次郎さんらしさが出ている話。ちょっとひねりが入っていて、でも良い意味で“単純”ですごく読みやすいですね。
赤川次郎さんの小説が好きな人、読み慣れている人にとっては物足りないかなと思いますが、まだ読んだことのない人にはおすすめ◎
試しに読んでみて「赤川次郎作品の作風」が自分に合っているか、読みやすいかを感じてもらえると思いますよ!
また今作は、読者からタイトルを募集しているのが特徴。タイトルを見て赤川さんが話を考えているのですね。
だからぜひタイトルにも注目して読んでみてください。「このタイトルはどんな話なんだろう」「どうしてこのタイトルなんだろう」と思って読み進めると、より楽しめる1冊です!