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『天に堕ちる(唯川恵)』の感想あらすじ/愛に飢えた女性たちを描く

管理人リナ
管理人リナ
こんにちは、リナです! 今回は唯川恵さんの『天に堕ちる』を極力ネタバレなしでご紹介します。

現実にいそうでいない、 愛に飢えている女性たちを描いた短編集です。

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『天に堕ちる』のあらすじ

出張ホストを買う独身女、自殺願望を持つ風俗嬢、8人の女性と共同生活を送る中年男性に安らぎを覚える女ほか、平凡な幸せを求めるだけなのに、歯車がずれてしまう10人を描く短編集。(集英社「天に堕ちる-唯川恵/著」

『天に堕ちる』の感想

9人の女性と1人の男性を主人公とする短編集です。唯川恵さんらしい「色々な女の生き様」が描かれた1冊になっていると思います。

ちょっと怖い話や痛い女の話、穏やかに終わる話など様々ですが、どの主人公も濃い人生を送っていますね。一言で言ってしまうと皆、愛に飢えています(汗)

愛に飢えているからこそホストに貢いだり、夫との関係に不安を抱いたり、何かに執着したりするのでしょうね。

唯川さんの作品の特徴でもありますが、登場する女性たちは皆『現実にいそうで、いや実際にこんな人(人生を送っている人)いないでしょ~いや、もしかしたら自分もこうなるのかも・・・?!』と思ってしまう感じ。

リアルな女の心情を捉えながらも、そこに非日常感や不気味さを取り入れたまとめ方が絶妙で面白いです。

短編集なので1編ずつが短くてサラッと読めるのも良いですね!短いからこそ女性たちのキャラクターや人生が際立つ作品だと思います。

ちょこちょこと性描写が含まれているのと、あまり気持ちの良い終わり方をしない作品が多いので苦手な人は多いかもしれません。

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