管理人kisa
こんにちは、kisaです!今回は松久淳さんと田中渉さんの『天国の本屋 うつしいろのゆめ』を極力ネタバレなしでご紹介します。
前作『天国の本屋』の世界をもう一度味わえるシリーズ第2弾。サクッと読めて心が温かくなる小説です。
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『うつしいろのゆめ』のあらすじ
イズミが、センスは悪いがお金は持ってる“獲物”とハワイに飛び立とうとしたその時、アロハシャツの不思議な男が現れた。「この人、結婚詐欺師ですよ!」イズミの体は硬直、フィアンセ候補はパニック、周囲からは思いっきり好奇の目……。そして我に返ったイズミを、絶対あり得ない運命が待っていた。(新潮社「天国の本屋 うつしいろのゆめ-松久淳+田中渉/著」書籍詳細より)
『うつしいろのゆめ』の感想
前作『天国の本屋』と舞台設定は同じで、雰囲気も似ている本です。
ただ今回のテーマは親子の愛情で、 前作よりもヒューマンドラマの要素が強くなっている気がします。
舞台は天国。人間の天寿は100歳までで、亡くなってから100歳までの年月を天国で過ごし、また生まれ変わるという設定です。
ヘルパーとして働くことになった家の主人・偏屈なじいさんとイズミの関係が気になりましたね。
ところどころでイズミの過去が話に出てくるので、なにかしら関係があるのだろうなぁと思って読み進めました。二人の関係性はぜひ読んで確かめてください♪
ミステリではないですが、色々な伏線が回収されていくので、最後は「なるほどね」とスッキリします。
泣きはしませんが、じんわりと感動するお話です。心がほんわか温かくなりますね。
管理人kisa
たまに現れる優しい挿絵も良い味をだしています!
短い小説なのでサクッと読めてしまいます。本を読むのがあまり得意ではないという人にもおすすめです。
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