『ユリゴコロ(沼田まほかる)』映画原作本の感想【ネタバレなし】

管理人リナ

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こんにちは、リナです!今回は沼田まほかるさんの『ユリゴコロ』を極力ネタバレなしでご紹介します。

2017.9.23に吉高由里子さん、松坂桃李さん出演で映画が公開される作品の原作本です。

内容紹介

家の押し入れから見つけた「ユリゴコロ」と書かれた4冊のノート。

それは殺人の記録が書かれた手記だった。

果たしてこれはフィクションなのか、それとも本当に起こったことなのか・・・?!

読んだ感想

主人公が家の押し入れから4冊のノートを見つけるところから物語は始まります。そのノートは殺人の記録が書かれた手記でした。

その手記が本当に起こったものなのか、それとも創作なのか・・・迷いながらも読み進める主人公のシーン(現在)と手記の中のシーン(過去)が交互で描かれている作品です。

「手記は創作なのか?」「手記の中身が本当に起こったことだとしたら、誰の手記なのか?」を悩みながら読み進める主人公と同じように、私自身も推理しながら読み進めました。

そして、主人公の現在のシーンと過去の手記がどうリンクしていくのか、絡み合って結末はどうなるのかというハラハラドキドキがあります。

また、この手記の内容が主に“殺人の記録”なので、結構グロい残虐なシーンが出てきます。正直、私はあまり得意ではないので、途中で読むのをやめようと思ったほどです。

でもなぜか続きが気になってしまって、吸い込まれるように先を読み進めましたね。

管理人リナ

管理人リナ
前半と後半では倍以上に読むスピードが違いました(笑)

 

全体的にいや~な雰囲気が漂い続ける作品なのですが、それで終わらないのがこの小説の魅力!ラストは感動というか切ないというか、なんともいえない感情になりました。

残虐なシーンが多い作品とは思えないような読了感で、不思議な感覚に陥った作品でした。

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世間の評価

好き嫌いがわかれる作品かなと思いましたが、思いのほか高評価が多いですね。

続きが気になるミステリとしての面白さと、ラストの感動とも切ないともいえるような終わりかたが絶妙なバランスである点が高評価につながっているでしょうか。

「残虐なシーンがなければ、恋愛小説である」という意見もあり、確かに!という感じです。

一方でいわゆるオチの部分に対して「つまらなかった」「途中でわかってしまった」という意見もあります。

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こんな人におすすめ

  • 恋愛ミステリが好き
  • 感動ミステリが好き
  • 残虐なシーンがあっても大丈夫

 

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