【2025年9月発売】おすすめの児童文学・YA小説新刊情報まとめ

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希咲

児童文学マニアの希咲です!

2025年9月に発売される新刊児童文学やYA小説の情報をまとめました。

発売日順に並べているので、ぜひ参考にしてみてください。

※順次更新しています
※発売日は予定です

目次

ファイティング・チャンス

『ファイティング・チャンス』
ルイーザ・リード 作 金原 瑞人 訳 八木 恭子 訳
出版社:岩波書店
発売日:2025年9月9日

16歳のリリーは学校でいじめを受けている。理由は「太っているから」。母親も体型に悩みを抱えていて、家から一歩も出ようとしない。父親のすすめでボクシングを始めたリリーは、自分の心と体に向き合いはじめる。傷つき、それでもまた立ち上がる母と娘。みずからの尊厳をかけて闘う彼女たちの姿を描く。カーネギー賞候補作。

岩波書店

中三・ラプソディ

『中三・ラプソディ』
著:花里 真希
出版社:講談社
発売日:2025年9月10日

イマジナリー・フレンドは、フレディ・マーキュリー!? 合唱コンクールを舞台にした爽快青春ストーリー。

わたしが三歳(さい)のとき、突然いなくなったお父さんが、
いつも聴いていた曲。クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」。

合唱コンクールの練習で困っていたとき、音痴な私の目の前に
フレディ・マーキューリーがイマジナリー・フレンドとして突然あらわれて、
「自分で解決できることだけ考えたらいい」
「なにも心配することないよ」
といって、クイーンのバラードを歌ってくれた。

『あおいの世界』で講談社児童文学新人賞佳作を受賞、『ハーベスト』が夏休みの本(緑陰図書)に選出された
花里真希による、「好きなように生きたい」と願う中学生たちへのエール!

講談社コクリコ

異世界フルコース 召喚されたのは、チキンでした。

『異世界フルコース 召喚されたのは、チキンでした。』
作 廣嶋 玲子絵 しまりすゆきち
出版社:角川書店
発売日:2025年9月10日

「銭天堂」シリーズ・廣嶋玲子の、たのしい&おいしい新作ファンタジー!
ここは、おいしいものがな~んにもない世界!
こんな世界で、フルコースを作らなきゃいけなくなっちゃった!!?

空を飛ぶ魚、オオトカゲの皮、美しい歌声で獲物を誘う食肉植物…
ヘンテコな材料から食べられるものを見つけだし、おいしいおいしい極上の料理を作り出せ!

角川書店

パッチーズ: ぼくらがつなぐ小さな世界 

『パッチーズ: ぼくらがつなぐ小さな世界』
佐藤まどか 作
嶽 まいこ 絵
出版社:岩崎書店
発売日:2025年9月17日

中学二年生の柊が転入したのは、私服で通う学校だった。ただ柊は家の事情で、サイズの合う上着を一着しか持っていない。ある日、ウワサ好きなクラスメイト「ゴシップたち」と揉め、唯一サイズの合っていた雨雲色のフーディの左ひじの生地をすりきれさせてしまう。

親に洋服をねだるのが心苦しい柊は、ある方法を思いつく。「エルボーパッチ」だ。「ひじ」を意味する英語のエルボーと、「つぎ布」を意味するパッチを組み合わせた言葉で、つまり「ひじ当て」だった。

学校生活、家庭事情、お金のこと……悩める中学2年生・柊のパッチワークストーリー。

岩崎書店

アイとムリ

『アイとムリ』
作/デイヴ・エガーズ 訳/代田亜香子
出版社:小学館
発売日:2025年9月18日

光の速さで走ることができ、だれからも見えない存在であることを誇りに思っている「犬」のヨハネスは、仲間の動物たちと暮らす公園で、彼にしかできない大切な役割を担っている。それは、<アイ(目)>となって公園をすみずみまで観察し、バランスの守護者に変化を報告すること。
ある出来事をきっかけに、自由の喜び、自由の素晴らしさに目覚め、仲間の動物たちと無謀とも思える計画を思いつく・・・・・・。
アメリカで最も優れた児童文学におくられるニューベリー賞を受賞し、世界16か国語に翻訳されている注目の作品。最後はあっと驚く展開と、視界が広がるような読後感が待っている。

小学館

小さい魔女と大きい魔女 ローズと汚れた海

『小さい魔女と大きい魔女 ローズと汚れた海』
作/岡田 晴恵絵/佐竹 美保
出版社:ポプラ社
発売日:2025年9月18日

病や災害、自然界の万象を司る魔女たちが年に一度、それぞれの活動を報告しあう集会「ワルプルギスの夜」。しかし、今年は魔女たちの顔色が優れない。聞けば、氷の魔女は北極の氷が勝手に溶けだしたと嘆き、雨降らしの魔女は降雨の魔法が効かなくなったと苛立ち、嵐の魔女は竜巻がひとりでにおこると狼狽している。どうやら病の魔女たちが苦戦している間に増えすぎた人間たちの活動が原因らしい。集会は一転、対策会議に。「本来なら、病や災害の力で人間を減らすところだが、それを待っていたら、この星の方が先にダメになってしまう」そのとき、集会の隅で小さくなっていた見習い魔女が声をあげる。「私に、自然を取りもどすお手伝いをさせてください!」何を馬鹿なと舌打ちする魔女たちだが、魔女のお頭の「我々魔女はこの星の自然と共にあるもの。優先すべきは自然の異変を止めることじゃ」という言葉で、不承不承、人間達の元へと飛び立っていく。一方、新たな「病の魔女」も活動を始め……。「病気の魔女と薬の魔女」シリーズで医学とファンタジーを融合させた著者が新たに紡ぐのは、ほうきに乗り、とんがり帽子をかぶって環境問題に立ち向かう魔女たちの物語。

ポプラ社

九年目の魔法【新装版】

『九年目の魔法【新装版】』
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/浅羽莢子訳
出版社:東京創元社
発売日:2025年9月19日

おかしい。懐かしい壁のこの写真も、愛読してたベッドの上の本も、覚えてるのとは違ってる。まるで記憶が二重になってるみたい。そう、ことの起こりは確か10歳のとき。大きな屋敷にまぎれこんだらお葬式をやってて、そこでリンさんていう男の人に出会って、それから、なにかとても恐ろしいことが……。少女の成長と愛を描き、著者ジョーンズを代表する傑作魔法譚。

東京創元社
希咲

1994年に発売され、絶版になっていた小説が、新装版として復刊します!

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 吉凶通り4

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 吉凶通り4』
廣嶋玲子  作
jyajya  絵
出版社:偕成社
発売日:2025年9月22日

吉凶通りに一軒、また一軒と、ふしぎな力をもった新しいお店がふえていく……。いよいよ物語はメインストーリーへ!

健次郎は妻と娘の3人で、散策がてら、穴場的な料理店を見つけるのが好きだ。ある日、3人は、さびれた通りにある一軒の定食屋に行き当たった。中に入ると、かべにびっしりとメニューが書かれていた。「四方八宝菜」「しょうがない生姜焼き」「ホラーラーメン」「うなるうな重」……。(冒険バーガーセット)

邦彦は商店街の奥に、レンガ造りのレトロな映画館を見つけた。お金を払ってなかに入ると、ほかにお客さんは一人もおらず、貸し切り状態だ。このとき、席に座った邦彦に奇妙なことが起こった。これから見る映画の内容も、俳優の顔も、なにひとつうかんでこない……。(わくわく綿菓子と共鳴館)

偕成社

ノアハム・ガーデンズの家

『ノアハム・ガーデンズの家』
ペネロピ・ライヴリー 著 斎藤倫子 訳
出版社:ゴブリン書房
発売日:2025年9月24日

一九七〇年代初頭の英国、オックスフォード。十四歳のクレアは、古い家具や調度品、書籍であふれた大きな家に、大おばたちと暮らしている。高齢のふたりにかわって、家事や家計の切り盛りをするのはクレアの役目だ。
ある日、クレアは物置のトランクのなかに、彩色された木の板を見つける。それはかつて、人類学者だった曽祖父がニューギニアから持ちかえったものだった。
やがて、クレアは奇妙な夢──はるか彼方で暮らす、見知らぬ人々の夢──を見るようになり、クレアの心は大きく揺らぎはじめる……。

1970年代初頭のオックスフォード。
ふたりの大おばや下宿人と暮らす、クレアのかけがえのない日々。
イギリスで50年間読みつがれてきた名作、初めての日本語訳!

ゴブリン書房

祈りからさらに遠い町

『祈りからさらに遠い町』
日向 理恵子 (著)
出版社:PHP研究所
発売日:2025年9月29日

「幽霊屋敷」に越してきた少女・チィメイは、襲い掛かる不可解な事件に立ち向かう。『火狩りの王』の著者が描くダークファンタジー。

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▼2025年10月発売の新刊情報はこちら

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