【2025年10月発売】おすすめの児童文学・YA小説新刊情報まとめ

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希咲

児童文学マニアの希咲です!

2025年10月に発売される新刊児童文学やYA小説の情報を掲載するページです。

発売日順に並べていくので、ぜひ参考にしてみてください。

※順次更新しています
※発売日は予定です

目次

少年と悪魔

『少年と悪魔』
佐藤 まどか (著), いとう あつき (著)
出版社:講談社
発売日:2025年10月6日

うつのみや賞&日本児童文学者協会受賞作家が挑んだ意欲作!

悪魔のような父親から虐待を受ける居所不明中学生の一輝(いっき)が、
父の洗脳から抜け出し、自分の人生を歩みだすまでの「目覚め」の物語。

愛すべき、憎むべき相手の要さんというたった1人の家族、親をどう乗り越えるのか? 
一輝が最後に選択したものとは?

講談社 コクリコ

真昼にも星が光ると知ったのは

『真昼にも星が光ると知ったのは』
梨屋 アリエ (著)
出版社:ポプラ社
発売日:2025年10月8日

夏鈴が電車で見かけた青年は、白杖を使っていたのに、席をゆずられたら、座ってスマホを見はじめた。詐欺? 文句を言おうと話しかけたことから、思わぬ交流が始まる。

夏鈴の祖母は、見えない・聞こえない・話せないヘレン・ケラーを「三重苦」だと言うけれど、盲ろう者だとわかった彼は、そんなふうには見えない。

一方、大好きな親友の茉白は、障害があると対等な友だちにはなれないと言い、夏鈴はその言葉に大きく動揺する。なぜなら──

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ホテル・バルザール

『ホテル・バルザール』
ケイト・ディカミロ  作
ジュリア・サルダ  絵
横山和江  訳
出版社:偕成社
発売日:2025年10月9日

戦地へいった父の消息がとだえて1年以上。家を追われたマルタと母は居場所を転々としたすえに、ホテル・バルザールへやってきました。母がホテルの清掃の仕事をするあいだ、マルタはだれの邪魔にもならないようロビーで息をひそめて過ごします。まるで自分が透明人間になったかのようでした。
そんなある日、真っ赤なドレスを着て肩に緑のオウムをのせた老婦人がホテルにあらわれ、マルタにいいました。「314号室にいらっしゃい。あなたがおもしろいと思うお話を聞かせてあげる」。謎の老婦人が語るのは、嘘かまことか分からない話ばかり。オウムになった将軍、神から絵の才能を与えられた修道女、ナイチンゲールのように美しい声で歌う少年、眠れない王さま、話のできるキツネ、綱渡りをするサーカス団員。
バラバラだった話が次第につながり、7つめの物語が語られるとき、マルタが受けとったメッセージとは?

ミステリアスな展開とアール・ヌーボー調のイラストが華やかに調和した、美しい1冊。戦争によって日常も家族も奪われ、悲しみの底にいた少女マルタの気持ちが、いま切実に胸に響いてくる。

偕成社

ミシュカ

『ミシュカ』
エドワード・ファン・デ・ファンデル (著), アヌッシュ・エルマン (著), アネット・スカープ (イラスト),
出版社:静山社
発売日:2025年10月9日

すべてを捨て、長い長い旅の末にアフガニスタンから逃れた一家が、オランダで見つけた小さな幸せー1ぴきのウサギがつなぐ愛の物語。

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無価値のポラリス

『無価値のポラリス』
キム・ミンソ (著), 岩井 理子 (翻訳)
出版社:静山社
発売日:2025年10月9日

あの青の向こうに、あいつが好きだった星があるーーチャンビ青少年文学賞受賞!痛々しいほど透明な少年たちの心の傷を描いた感動作。

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イッカボッグ〈新装版〉

『イッカボッグ〈新装版〉』
J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳)
出版社:静山社
発売日:2025年10月9日

恐ろしい、あの伝説がよみがえる…。コロナ禍に突如発表され、世界に話題と希望をうんだJ.K. ローリングの童話が、装いも新たに登場!

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コルヌコピア王国は、立派な口髭をもつ王様が治める、世界一幸福な国でした。豊かな黄金があり、職人たちが作り出す食べ物は、うれし泣きするくらいの美味しさでした。
しかし、国の北部にはマーシランドという霧深い土地があり、伝説によると、そこにはイッカボッグという怪物が棲んでいました。人々はみな、イッカボッグなんて、子どもを怖がらせてお行儀よくさせるために創られた伝説にすぎないと思っていました。でも、ある出来事をきっかけに、この伝説が利用されることになります。
王様の側近たちが自分勝手な都合で、イッカボッグは本当にいると、人々に信じさせようとしたのです。信じない人や、邪魔をする人は、牢屋に入れられてしまいます。そのせいで、王様の人気は陰りをみせ、豊かだった国は荒廃していきます。やがて、不運に見舞われた二人の子どもたちが、望みもしていなかった冒険へと送り出されていきます。
イッカボッグ伝説とその真実、希望、友情の物語が、あなたを待っています。

静山社

グッゲンハイムの謎(文庫本)

『グッゲンハイムの謎』文庫版
ロビン・スティーヴンス
シヴォーン・ダウド 原案
越前敏弥 訳
出版社:東京創元社(東京創元文庫)
発売日:2025年10月10日

夏休み、美術館内での火事騒動。煙が晴れると、名画が何者かによって盗まれていた。容疑者は13人──。推理の魅力が満載、『ロンドン・アイの謎』続編の謎解きミステリ!

東京創元社

ちいさなクリスマスツリー

『ちいさなクリスマスツリー』
アーシュラ・モリー・ウィリアムズ 作 尾﨑 愛子 訳 嶽 まいこ 絵
出版社:岩波書店
発売日:2025年10月16日

クリスマスイブ、貧しい農家のお父さんが、子どもたちのためにちいさなもみの木を見つけてきました。けれども、飾りは茶色いクッキーだけ。きらきら光る星やおもちゃでいっぱいにして、この家族をよろこばせたい……そう考えたもみの木は、植木鉢から根っこをぬき、雪の森へとかけだします。クリスマスの心をつたえる愛らしい絵物語。

岩波書店

クローバー

『クローバー』
著:ナ ヘリム   訳:キム キョンスク
出版社:講談社
発売日:2025年10月21日

第15回チャンビ青少年文学賞受賞作

貧しい中学生の男の子ジョンインが、黒猫に扮した悪魔「ヘレル」と過ごす不思議な一週間の物語。

ジョンインは両親のいない中学3年生。おばあちゃんと暮らしている。修学旅行費の家庭通知を受け取り“行けない”修学旅行に“行かない”選択をするジョンインを、クラスメイトのテジュたちが貧乏人だとからかう。

そんな彼らを避けて学校裏庭にあるゴミ捨て場でしゃがみ込んでいたジョンインは、不思議な黒猫に出会う。家までついてきたその黒猫は、休暇中に地獄から韓国に来ていた悪魔のヘレルだった。ジョンインの魂が食べたくてあの手この手で「欲」に気づかせようとする悪魔ヘレルは、「もしも」と願えば何でも叶えてあげると言い寄ってくる。

講談社 コクリコ

サンタクロースの子どもたち

『サンタクロースの子どもたち』
ながしま ひろみ 著
出版社:岩崎書店
発売日:2025年10月29日

サンタクロースになるため「自由とサンタ校」に入学した双子のホシとスイ。
サンタへの反発心があるスイは、こっそり学校を抜け出そうとします。そこに待っていたのは、人と会話できるトナカイでした。

個性ゆたかな大人たちと出会い、たくさんの学びのなかで、「プレゼントを贈ること」の本当の意味を見つけていく。
夢の学校を舞台に描く、心にひびくファンタジー童話。

岩崎書店

2025年11月の新刊情報はこちら▼

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