
児童文学マニアの希咲です!
2025年5月に発売される新刊児童文学やYA小説の情報を掲載するページです。
発売日順に並べていくので、ぜひ参考にしてみてください。
※順次更新しています
※発売日は予定です
わかったさんのチョコレート
『わかったさんのチョコレート』
寺村輝夫 原案/永井郁子 作・絵
出版社:あかね書房
発売日:2025年5月1日
新シリーズの第2巻は、チョコレート! 真夏のひざしのなか、わかったさんは車でおとくいさんの元へクリーニングを届けにいきます。ところが一転、知らない場所でチョコレートのお菓子を作ることに!? しみの付いたドレスを着た人形が、わかったさんを不思議へといざないます。今作も、作家・寺村輝夫の世界を受けついで、永井郁子が物語と絵をかきました。懐かしいのに新しいわかったさん。ぜひ、読んで作って味わってください!
出典:あかね書房
ツリーホーンのねがいごと
『ツリーホーンのねがいごと』
フローレンス・パリー・ハイド
エドワード・ゴーリー 絵
三辺律子 訳
出版社:東京創元社
発売日:2025年5月12日
今日はツリーホーンの誕生日、おかあさんとおとうさんは忙しそうだけど、ちゃんとプレゼントはもらえるかな? 裏庭の地面の穴で見つけた古いつぼのせんを抜いたら、けむりといっしょに男の人があらわれた。これっておかあさんが待っているガスの検針員さん? それとも精霊? ためしにツリーホーンはねがいをかけてみることにした。ジンならかなえてくれるはず。エドワード・ゴーリーのイラスト30点。ナンセンスでとぼけた物語。
出典:東京創元社
ミルドレッドの魔女学校1-4
『ミルドレッドの魔女学校1 魔女学校の一年生』
『ミルドレッドの魔女学校2 魔女学校の転校生』
『ミルドレッドの魔女学校3 ドジ魔女ミルの大てがら』
『ミルドレッドの魔女学校4 魔女学校、海へいく』
ジル・マーフィ 作・絵 / 松川真弓 訳
出版社:評論社
発売日:2025年5月14日
カックル先生の魔女学校に、とんでもない生徒が入学しました。何事にも一生けんめいなのに、なぜか失敗ばかりしてしまうミルドレッド・ハブル。入学そうそう、「学校一の落ちこぼれ魔女」と言われてしまいます。ほうきは折るし、まじない薬はめちゃくちゃ。大切な行事もだいなしにしてしまい、とうとう学校を逃げ出しますが……。テレビドラマにもなった人気作が、新装版で登場です。
出典:評論社



ドラマ化もされた人気シリーズが新装版になって新登場!1~4巻まで一斉発売です。
図書館のぬいぐるみかします ぼくのねがいごと
『図書館のぬいぐるみかします ぼくのねがいごと』
作/シンシア・ロード絵/ステファニー・グラエギン訳/田中 奈津子
出版社:ポプラ社
発売日:2025年5月14日
<ブック・フレンド>は、本のようにかりることができる、図書館のぬいぐるみです。
ポプラ社
ユニコーンのぬいぐるみキラリのねがいは、ずっとすめる家で、その家の子どものものになること。
でも、そのねがいはかなわず、図書館にやってきて<ブック・フレンド>になります。
ある日キラリをかりたのは、町にひっこしてきたばかりで友だちがほしい、マヤという女の子。
マヤは、家を訪れたイザベルと仲良くなろうと、いっしょにあそぼうとしますが、イザベルのちょっと乱暴なあそびかたのせいで、大切な人形がこわれてしまい、悲しい気持ちに……。
マヤのねがい、そしてキラリのねがいは、かなうのでしょうか?
そして砂漠は消える
『そして砂漠は消える』
マリー・パヴレンコ (著), 河野 万里子 (翻訳)
出版社:静山社
発売日:2025年5月15日
12歳の少女サマァが生きているのは、いずれわたしたちもそうなるのかもしれない世界。地球の表面からほとんどの生命が消えて、砂漠に飲みこまれた世界だ。人々はそこで遊牧の民となり、残った木々を狩り、生きるためにそれらを材木にして売っている。サマァも木々を狩るハンターになりたいが、それは部族の掟で男の仕事。諦めきれないサマァは密かに準備し、ある日、狩に出たハンターたちのあとを内緒でついていく。しかし、砂漠にはさまざまな顔がある。道に迷ったサマァは獣と遭遇、さらに強烈な砂嵐に巻き込まれ深い穴に落ちてしまう。そこでの衝撃的な出会いがサマァの人生観を変えていく。穴の底で食料が尽き、日に日に弱っていくサマァ。それでもサマァがつかんだ真実が、部族全体の運命を永遠に変えることになる。サマァの1人称によるサバイバルファンタジー。詩的な雰囲気とともに強く切ない意志が伝わってくる命と希望の物語。
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ミクとオレらの秘密基地
『ミクとオレらの秘密基地』
真栄田 ウメ 作
カシワイ 絵
出版社:岩崎書店
発売日:2025年5月20日
オレたちの暮らす田舎町の小学校にやってきた転校生。全く笑わないその子を笑わせたい。そのためには、まずトモダチになる?3人のまっすぐで、とびきり清々しい友情物語。
第19回ジュニア冒険小説大賞受賞作品
オレたちの暮らす田舎町の小学校に、ある日、転校生がやってきた。
出典:岩崎書店
それが、だれがなにを言っても、ニコリとも笑わない女らしい。
「オレらで、そいつ笑わせてやらん?」
「そしたらさ、オレらすごくね? なんならヒーローやない?」
そんな軽い気持ちで教室に向かったのが、すべての始まりだった――。
まっすぐで、とびきり清々しい友情物語。
ペンツベルクの夜
『ペンツベルクの夜』
キルステン・ボイエ (著), 木本 栄 (翻訳)
出版社:静山社
発売日:2025年5月22日
あの日、正義はどこへ向かったのかーー。口には出せないけれど、誰もが待ち望んでいた修正が、平和が、すぐそこまで迫っている夜、ドイツの小さな町で事件が起こった。14歳のマリーと、15歳の少年ゲオルクとグストル、それぞれの目には何が映っていたのか。過去の惨劇に学び、今日の決断を頭らないよう、今こそ届けたいドイツ児童文学賞受賞作。
静山社
竜が呼んだ娘5 竜の巣
『竜が呼んだ娘5 竜の巣』
著:柏葉 幸子
絵:佐竹 美保
出版社:講談社
発売日:2025年5月29日
竜騎士になるための試験を受けることにしたミア。
今年の試験の内容は、今、自分が気にかけている問題を自分の竜といっしょに解決すること。
家族とも呼べる仲間・コキバが三か月前から王宮へ帰ってきていない──。
ミアは竜騎士候補生たちとともに、コキバを探しに竜の巣へ向かうことを決めますが……。竜の生まれる仕組み、人でないものが支配する町。
出典:講談社
「竜が呼んだ娘」の世界が深まる第5巻。
ナルニア国物語6 魔術師のおい
『ナルニア国物語6 魔術師のおい』
C・S・ルイス/著 、小澤身和子/訳
出版社:新潮社(新潮文庫)
発売日:2025年5月28日
ルーシーの物語がはじまるずっと昔、ロンドンに住むディゴリーとポリーは魔術研究をしているアンドリュー伯父により異世界へと飛ばされ、滅びの都チャーンの女王を目覚めさせてしまった。ロンドンまでついてきた彼女をもとの世界に戻そうと奮闘するふたりが迷い込んだのは、また別の世界。そこでは一頭のライオンが新しい国を創造しようとしていた。いまナルニア創成のひみつが明かされる。
新潮社
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