希咲児童文学マニアの希咲です!
2025年12月に発売される新刊児童文学やYA小説の情報を掲載するページです。
発売日順に並べていくので、ぜひ参考にしてみてください。
※順次更新しています
※発売日は予定です
ひみつの湖
『ひみつの湖』
カレン・イングリス (原著), もりうちすみこ (翻訳), pon-marsh (イラスト)
出版社:文研出版
発売日:2025年12月5日
ロンドンに引っ越したばかりのトムとステラ。
近所の犬・ハリーを追いかけているうちに、湖が広がる不思議な世界へと迷い込む。
なんと、そこは100年前の過去の世界だった!
驚くふたりの前に、一人の少年が現れて――。手に汗にぎるスリリングな冒険、感動のラストが詰まった極上のファンタジー!
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やねの上のカールソン(リンドグレーン・コレクション)
『やねの上のカールソン(リンドグレーン・コレクション)』
アストリッド・リンドグレーン 作 イロン・ヴィークランド 絵 石井 登志子 訳
出版社:岩波書店
発売日:2025年12月8日
ある日、七歳の男の子リッレブロールのうちにやってきたのは、やねの上に住む、くいしんぼうの小さなおじさんカールソン。おなかのボタンをひねると、背中のプロペラで空を飛べるんです! 一緒におねえちゃんのデートをじゃましたり、どろぼうをやりこめたり……。はちゃめちゃドキドキ、ゆかいなおはなしシリーズ、第一作。
岩波書店
花売り姫
花売り姫(仮)
長谷川 まりる (著)
出版社:PHP研究所
発売日:2025年12月9日
ある理由で高校を退学し、母と二人で田舎に引っ越してきた梓未(あずみ)。母が営む花屋を手伝っていたが、ある時、家の裏に紫陽花や桜、桔梗、牡丹など、咲く季節が違うはずの花々が咲き乱れる不思議な花畑を見つける。花畑の主である女性“ひい”と出会い、仲良くなった梓未は、美しい花と自分が持っていたものを交換してもらうようになるが、次第にひいの態度が変わっていき……。
「本当に嫌いなものは何か」「本当に好きなものは何か」「本当に大切なものは何か」を問う、不思議で美しい物語。
PHP研究所
大魔法使いクレストマンシー 魔法使いはだれだ
『大魔法使いクレストマンシー 魔法使いはだれだ』
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 野口絵美
出版社:徳間書店(徳間文庫)
発売日:2025年12月10日
「このクラスに魔法使いがいる」
謎のメモに寄宿学校は大騒ぎ。
魔法は厳しく禁じられ、見つかれば火あぶりなのに!続いて、さまざまな魔法が学校を襲う。
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魔法使いだと疑われた少女ナンたちは、古くから伝わる、助けを呼ぶ呪文を唱えた。
「クレストマンシー!」
すると現れたのは…?
ひとりぼっちのベア
『ひとりぼっちのベア』
ハンナ・ゴールド (著), 田中 奈津子 (翻訳)
出版社:静山社
発売日:2025年12月11日
主人公は11歳の少女エイプリル。母親を事故で亡くし、科学者の父親の自然科学調査に同行して、北極に滞在することに。エイプリルは、そこで迷子のホッキョクグマに出会う。仲を深めていくなかで、このクマの故郷がスヴァールバル諸島という遠くの島だと知り、エイプリルは乗り捨てられた舟を修理し、クマを故郷へかえすことに。しかしクマをかえす途中で、エイプリルとクマは大波にさらわれてしまい……。2022年ウォーターストーンズ児童文学賞児童書部門&総合部門受賞、2022年カーネギー賞ノミネートと高い評価を受けている作品。
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トビウオの声を聞いた日 ギリシャの海とエレナの秘密
『トビウオの声を聞いた日 ギリシャの海とエレナの秘密』
マイケル・モーパーゴ 作 / 佐藤見果夢 訳
出版社:評論社
発売日:2025年12月15日
オーストラリアの少女ナンディには、大好きな大叔母がいた。遠いギリシャのイサカ島から、時々遊びに来てくれるエレナ大叔母だ。エレナの語るギリシャの英雄や神々のお話に夢中になったナンディ……しかし、年月がたち、高齢のエレナは、もう旅行はできないと宣言する。それなら自分が会いに行こう! と決心したナンディは、高校を卒業するとギリシャへと旅立つ。たどりついてみれば、エレナは行方不明。だれも行き先を知らない。失意のナンディに話しかけたのは、なんとトビウオに姿をかりた古代ギリシャの神様?! 現実なのか夢なのかギリシャの海の魔法なのか……トビウオの声を聞くうちに、大叔母には大きな秘密があることがわかってくる。戦争の時代、独裁政権の時代、大災害の時代を自分らしく誇り高く生きたひとりの女性を描きだす物語。
評論社
ウィングス・オブ・ファイア5 かがやく炎の翼 砂の翼のサニー
『ウィングス・オブ・ファイア5 かがやく炎の翼 砂の翼のサニー』
トゥイ・タマラ・サザーランド (著)
田内 志文 (翻訳)
出版社:平凡社
発売日:2025年12月17日
明るくて妹キャラのサニー。戦争終結を目指すも、仲間には子ども扱いされて…。冒険ファンタジー第5弾。
平凡社
わたしが幽霊だった時【新装版】
『わたしが幽霊だった時【新装版】』
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
浅羽莢子 訳
出版社:東京創元社
発売日:2025年12月18日
歩いててふと気がついたら、あたし幽霊になってた! 頭がぼやけてて何も思い出せないし、下を見たら自分の体がないじゃないの。生垣やドアをすり抜けて家のなかに入ると、大っ嫌いな姉さんや妹たちが相変わらずのケンカ。誰もこっちに気づきゃしない。でも、どうして幽霊なんかに……!? おかしくもほろ苦い、現代ファンタジイの逸品。
東京創元社
崖の上のヒバリたち
『崖の上のヒバリたち』
シヴォーン・ダウド
エマ・ショード 絵
宮坂宏美 訳
出版社:東京創元社
発売日:2025年12月18日
ジムは、両親や親族とトレーラーハウスで集団移動しながら暮らす“パヴィー”の少年。 アイルランドの小さな集落で、定住者である “バッファー”の学校に通いはじめるが、偏見(へんけん)や差別にさらされ、不良たちから理不尽(りふじん)な暴力を受ける。そんな中、ジムは周囲から浮いているバッファーの少女、キットと親しくなる。他人に流されず、芯の強いキットにジムは惹(ひ)かれていくが、彼の病弱ないとこが不良たちに襲(おそ)われる事件が起きてしまい──。
東京創元社
苦しみや孤独を抱えた少年と少女の出会い、 揺れ動く気持ち。『ロンドン・アイの謎』 『すばやい澄んだ叫び』の著者による繊細な一編を、気鋭のイラストレーターが鮮烈な挿絵で彩った、心に響く物語!
相続ゲーム2 ホーソーン家の遺産 エイブリーと秘密の家系図
『相続ゲーム2 ホーソーン家の遺産 エイブリーと秘密の家系図』
ジェニファー・リン・バーンズ (著)
出版社:マガジンハウス/日之出出版
発売日:2025年12月18日
亡き大富豪トバイアスが仕掛けた暗号を解いたものの、エイブリーが相続人になった理由は謎のまま。そんな中、トバイアスが遺したあらたな謎解きゲームが出現する! 複雑に入り組んだホーソーン家の血統の謎があきらかになると同時に、エイブリーの出生に大きな秘密が隠されていることがわかり……。スリルとアクションが魅力の、謎解きミステリー第2巻!
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シャドウ・ベイビー
『シャドウ・ベイビー』
アリスン・マギー 作
斎藤倫子 訳
出版社:ほるぷ出版
発売日:2025年12月25日
11歳の少女クララは、存在するはずの双子の姉と父のことを知りたがっているが、母親のタマルは決して教えてくれようとしない。早熟で想像力豊かなクララはいくつもの物語を考えだし、タマルに「風変わりな子」と言われてしまう。そんな中、クララは寡黙な老人コミンスキと出会い、親友になる。コミンスキに教わり、「可能性」を見出す訓練をはじめるクララ。失われた家族の記憶を求める孤独なふたりが見つけた「光」とはーー。ピューリッツァー賞候補作
ほるぷ出版
おやすみ、悩み糸
『おやすみ、悩み糸』
久米絵美里 (著), 久米火詩 (著)
出版社:アリス館
発売日:2025年12月26日
ある朝、枕の下に、ぐちゃぐちゃに絡まった、真っ黒な糸を見つけた紗良沙。その糸は毎朝、枕の下に現れ、まいってしまい……。
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